【エプソムカップ2025】馬場で激変する血統傾向!良馬場・道悪それぞれの注目馬とは

この記事は次のような方におすすめ!
・過去傾向(データ)が知りたい
・血統傾向が知りたい
・激推し馬を知りたい

今回は東京芝1800mを舞台に行われるG3・エプソムカップについて、このレースだから買いたい馬を探していきます!

過去のデータや名馬たちからヒントをいただきながら、競馬予想を楽しみましょう!

目次

東京芝1800m コース概要

コースの特徴
  • レイアウト:左回り、Aコース時の1周距離は2,083.1m
  • 直線:525.9mと長い
  • 坂(ゴール前):緩い坂

スタート地点が1〜2コーナーの中間に設けられた「ポケット」部分。スタート直後はコーナーを斜めに進みながら本線へと合流していきます。序盤はペースが落ち着き、スムーズな流れでレースが進行しやすいです。

こうした展開になりやすいことから、中距離馬に限らず、マイルを主戦場とするスピード自慢が好走するシーンも目立ちます。特に流れが緩んだときは、鋭い決め手を持つマイラーが一気に差し切る場面も。

馬場状態によるポイントの違い

• 良:スピードと瞬発力が求められます。瞬間的にトップスピードへ持っていける馬が優位。

• 稍重〜不良:パワーと持久力がカギ。重たい馬場を苦にしない「馬力型」の馬を重視したいところです。

馬場状態を見極めて、どのタイプの馬に向くかを判断することが、馬券的中の第一歩と言えるでしょう。

血統傾向

血統傾向として2つのポイントを挙げます。

好走馬の血統ポイント
  1. 良馬場ならディープインパクト
  2. 道悪なら馬力血統

良馬場ならディープインパクト

過去10年のうち、良馬場で行われたのは5回。そのうち馬券圏内に入った15頭中7頭がディープインパクトの血を持つ馬でした。これはおよそ半数近くがディープ系という計算になり、明らかに他系統よりも好成績を収めていることが分かります。

2024年の勝ち馬レーベンスティールは、父がディープインパクト系のリアルスティール。

2017年・2015年には、なんと1着〜3着までをディープインパクト系の馬が独占しました。

ディープインパクト系は、瞬発力と軽いフットワークに優れるのが特徴。前半が落ち着きやすく、後半の末脚勝負になりやすいこのコースとは非常に相性が良いと考えられます。

道悪なら馬力血統

良馬場ではディープインパクト系のような瞬発力型の血統が強さを見せますが、道悪となるとその勢力図が一変します。

過去10年のうち道悪での開催は5回。この条件下では、前述のディープインパクト系は目立った成績を残せていません。代わって好走しているのが以下のような馬力型の血統です。

道悪で注目

ロベルト系(モーリス、エピファネイア、ブライアンズタイムなど)

キングマンボ系(キングカメハメハ系、キングズベスト、エルコンドルパサーなど)

ステイゴールド系(オルフェーヴル、ドリームジャーニー、ゴールドシップなど)

これらの系統は、持久戦やスタミナ勝負になったときに強さを発揮します。

穴をあけた実例:トーラスジェミニ(2020年)

2020年のレースでは、18番人気という大穴評価だったトーラスジェミニが3着に激走。その血統は、父キングズベスト(キングマンボ系)、 母父マンハッタンカフェ(サンデー系の中でも持久力寄り)

という、まさに道悪向きの配合でした。スピード不足と見なされたことで人気がなかったものの、馬場状態と血統の噛み合わせで結果を出した典型的な例です。

道悪になれば、「速い馬」よりも「力強く走れる馬」を優先的に評価したいところ。瞬発力勝負では見劣りするような馬でも、馬力を武器に一変する可能性があります。

人気薄のパワー型血統に注目すれば、思わぬ高配当を狙えるチャンスが広がるのです。

激推し馬

シュトラウス

父はロベルト系のモーリス。ロベルト系はこのレースで馬場に関係なく結果を出している系統で、過去の傾向からも無条件で抑えるべき血統です。

さらに母系にはトニービンを内包しており、この組み合わせは、昨年の2歳王者アドマイヤズームや重賞戦線で活躍するマテンロウスカイなどがいるニックスです。

この馬は以前から気性面に課題を抱えており、主に短距離戦でキャリアを積んできました。しかし、前走で初めて2000mに挑戦し、見事に勝利。本来走るべき距離で勝てることを証明しました。

そして今回は、勝利後に距離を1800mに短縮して臨む形。これは気性の課題に対応しつつ、末脚を活かす理想的なローテです。

舞台となる東京芝1800mでは、東スポ杯2歳Sでの勝利実績があり、コース適性は証明済み。また、道悪の馬場でも力強い走りを見せており、馬場が渋ってもパフォーマンスが落ちない点も魅力です。

そのため、良馬場でも道悪でも狙える”絶対買うべき”存在と言えるでしょう。

その他注目馬

良馬場で注目

ドゥラドーレス

半妹にレガレイラがいる良血です。軽い芝で末脚を活かす競馬が得意なタイプで、瞬発力の質は今回のメンバー中でもトップクラス。

距離適性は長めに寄っており、スタミナと瞬発力に優れた中距離型。時計の出やすい軽い馬場でその性能をフルに発揮するタイプなので、良馬場開催なら最も信頼を置ける一頭です。

ディープモンスター

今年の出走馬の中で唯一のディープインパクト直仔。母シスタリーラヴはカナダで古馬牝馬チャンピオンに輝いた名牝で、パワーに優れた馬でした。

そのパワーに父ディープインパクトの瞬発力が加わり、中距離戦に適した完成度の高い配合となっています。良馬場であれば、ディープ産駒が過去に強さを見せてきた傾向も加味して、この馬を軽視するのは危険です。

今年はこの馬が唯一のディープ直仔という点もポイント。ディープ系が好成績を残している背景を踏まえれば、自然と印を回すべき存在と言えるでしょう。

道悪で注目

カラテ

父トゥザグローリーはタフな芝やダートに適性を示す産駒が多く、母系も馬力に富んだダイナサッシュ牝系という点で道悪適性は高いと言えます。

実際に、最後に勝利を挙げたのは2023年・新潟大賞典(不良馬場)。馬場が悪化したときにこそ真価を発揮するタイプです。良馬場ではスピード負けするため、馬場悪化はこの馬にとって明確なプラス材料です。

セイウンハーデス

父シルバーステートは重厚さを兼ね備えたディープインパクト系で、母父マンハッタンカフェは長距離戦や非根幹距離での好走馬を多く輩出している点からも、タフな条件でこそ力を発揮する血統構成です。

さらに今回は、ある程度ペースも流れそうなメンバー構成。展開が厳しくなればなるほど、こうした底力勝負に強い馬が浮上してきます。消耗戦の様相を呈すれば、セイウンハーデスにとっては好条件となるでしょう。

あわせて注目!今週はNHKマイルカップも開催

今週は3歳マイル王決定戦・G1「NHKマイルカップ」も開催されます。

こちらのレースについては、YouTubeチャンネルにて詳しい展望と注目馬を解説した動画を公開中です。血統分析、そして注目馬の狙いどころまで、ぜひ合わせてご視聴ください。

ドーベルちゃんねる【競馬血統ch】YouTubeはこちら「画像をクリック」

まとめ

今回はエプソムカップの「傾向」と「注目馬」について紹介しました。

YouTubeでは、重賞レースを中心に情報を日々発信しています。映像でしか伝えられない要素もたっぷり詰め込んでいますので、ぜひそちらもチェックして、週末のレース観戦がさらにワクワクするものになりますように!

当レースの推奨馬は「馬券のミカタ」で無料公開しますので、お見逃しなく!

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今週末も競馬予想を楽しんでいきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました!

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