【日本ダービー2025】血統×素質ともに文句なし!今回だけは”絶対買うべき”1頭とは

この記事は次のような方におすすめ!
・過去傾向(データ)が知りたい
・血統傾向が知りたい
・注目馬を知りたい

今回は日本ダービーについて、このレースだから買いたい馬を探していきます!

過去のデータや名馬たちからヒントをいただきながら、競馬予想を楽しみましょう!

目次

コース概要

日本ダービーの舞台となる東京競馬場・芝2400mコースは、以下のような特徴があります。

スタート地点は正面スタンド前、長い直線から1コーナーに向かう

前半はゆったりとした流れになりやすい

ラストの直線が非常に長く、坂を越えた後さらに伸びが要求される

このため、「瞬間的なスピード」だけでなく、「長く良い脚を使える持続力」「坂を越えるパワー」などが求められます。

加えて、前に行きすぎると直線で失速し、後ろすぎると届かないという、位置取りのバランスも非常に重要です。

知っておきたい過去の傾向

上がりの速さよりスピード持続力

「末脚勝負=勝てる」というイメージがダービーには通用しないという点です。

• 過去10年上がり最速で勝利した馬:わずか2頭

⇒ シャフリヤール(2021)、コントレイル(2020)

いずれもディープインパクト産駒で、典型的な「切れ味型」。確かに鋭い末脚でゴール板を突き抜けた印象が残る2頭ですが、毎年それが当たり前ではありません。

「上がり3Fタイム」がネットやアプリで着色表示されるような馬たちだけが勝つわけではないということです。実際、上がり4位以下も5頭が勝利しています。

先週のオークスでは、過去10年で上がり最速馬が8勝というデータを紹介しました。オークスでは「末脚勝負=勝利」という方程式が成り立ちやすいのですが、ダービーではまったく逆の傾向です。

同じ東京2400m、同じ週の開催であるにもかかわらず、レース展開や勝負のタイミングがまるで違うということに注目すべきです。

昔のダービーは、ウォッカエイシンフラッシュのようにラスト3ハロン勝負が主流でした。道中でじっくり脚を溜め、最後の直線で勝負するいわゆる「瞬発力戦」が主流でした。

しかし近年の傾向では、ラスト800m以前から勝負が動き出す展開が増えています。つまり、究極の瞬発力よりも、長く脚を使い続ける“スピードの持続力”がより重視されるようになったのです。

皐月賞5着以内の実績馬

続いて重要なのが、前走皐月賞で上位に入った馬が好成績というデータです。クラシック実績=世代トップの証、これはオークスでも同様に「桜花賞上位馬」が有利とお伝えしましたが、やはりGⅠの大舞台で結果を残しているということは、その世代での実力がすでに証明されているということです。

皐月賞やホープフルS、朝日杯FSなどで複数回好走している馬は、総じて“強い馬”として素直に評価してOKです。一方で、GⅠの舞台で全く見せ場がないような馬は、いくら別レースで勝っていても、トップクラスとは言い難いです。

少々厳しい言い方にはなりますが、それくらい「」が問われるのがダービーです。

ただし、「着順=能力」とは限りません。

展開や位置取り、仕掛けのタイミングで能力を出し切れなかった馬が、次走で巻き返してくるパターンは意外と多いです。しっかりと各馬のレース内容を振り返り、「何がダメで負けたのか」を把握できれば、人気落ちの穴馬を拾えるチャンスにもなります。

社台ファーム生産馬に注目

皐月賞5着以内の馬の中でも、社台ファーム生産馬は特に好成績です。過去10年では、社台ファーム生産馬が3頭。そのうち、2頭が馬券になっています。

そして今年、皐月賞5着以内かつ社台ファーム生産馬はマスカレードボールのみです。東京コースが得意な馬だけに、この後押しは有利に働くでしょう。

血統傾向

母父に米国血統を持つ馬

近5年のダービー勝ち馬のうち、4頭が母父に米国血統を持つ馬でした。「スピード持続力が求められる」という傾向と合致する要素です。特に母父APインディ系が相性良く、ダノンデサイル、ドウデュース、シャフリヤールが勝利を挙げました。

今年はAPインディ系を母父に持つ馬はいませんが、その大系統であるボールドルーラー系の血を持つ馬には注目です。

そして、米国血統は単なるスピードだけでなく、仕上がりの早さ(完成度)で有利になる点もプラスです。

今年の出走予定馬で母父が米国血統の馬は、以下の4頭です。

エムズ

サトノシャイニング

ドラゴンブースト

ホウオウアートマン

底力を支える「リボー系の血」を持つ馬に注目

次に注目したいのが、「リボー(Ribot)系」の血を5代内に持つ馬たちです。

過去5年のダービーで、馬券になった15頭中9頭がリボー系の血を持つ馬でした。特に昨年(2024年)は、出走馬のうち6頭がこの傾向に当てはまり、そのうち1~4着までが5代内にリボー系持ちの馬でした。

リボー(Ribot)系とは?

「リボー」は1950年代の欧州名馬で、凱旋門賞を連覇。無敗のまま引退した伝説的競走馬です。

その血を受け継ぐ後継種牡馬としては以下のような名前が挙げられます。

アレッジド(Alleged)

ヒズマジェスティ(His Majesty)

グロースターク(Graustark)

現代では5代血統表に直接「リボー」という名前ではほとんど出てきませんが、後継種牡馬を経由して血統表の中にいることが多いです。近年の名馬ドウデュースイクイノックスにもアレッジドの名前が見られます。

今年の出走予定馬で5代内にリボー系の血を持つ馬は、以下の5頭です。

エリキング

ショウヘイ

ドラゴンブースト

ファンダム

ホウオウアートマン

昨年は6頭出走してそのうち4頭が1〜4着に入ったということで、今年も複数馬券内があっても全く不思議ではないラインナップです。

次章では、ここまでの傾向・血統・実績を兼ね備えた“激推し馬”をご紹介します。

激推し馬

マスカレードボール

ここまで「過去の傾向」、「血統傾向」を見てきましたが、それらを高いレベルで満たしているのが前走皐月賞3着の社台ファーム生産馬マスカレードボールです。

父ドゥラメンテ(ダービー馬)×母父ディープインパクト(ダービー馬)という超豪華な配合。もしも、ダービー馬はダービー馬からという格言が存在するなら、これほどぴったりな馬はいません(笑)。

マスカレードボールの母・マスクオフは芝1400〜1600mで活躍したスピードタイプ。その母(祖母)であるビハインドザマスクは、スワンS・セントウルS・京都牝馬Sといった重賞を3勝した快速牝馬。

そして、マスカレードボールが属するヴァインゴールド牝系には以下の馬たちがいます。

マスクトディーヴァ(姉):ローズS レコード勝ち → 秋華賞2着

アグネスアーク:天皇賞(秋)2着

コイウタ:ヴィクトリアマイル勝ち

ウォーターリヒト:東京新聞杯勝ち

など、重賞・GⅠで活躍した馬が多数。とくに東京での好走例が目立つ牝系であり、東京2400mでもパフォーマンスを期待できます。

アイビーSの衝撃

昨年のアイビーS(東京芝1800m)では、驚異的なタイムで勝利。同コースの2歳戦歴代2位タイという好タイムでした。

さらに、過去10年アイビーS勝ち馬のうち6頭がその後世代G1で馬券になる活躍を見せています。マスカレードボール自身も、皐月賞3着と好走を見せており、出世レースを高いパフォーマンスで勝利したのがまぐれでないことを証明しています。

小回り不向き→東京替わり

ホープフルSと皐月賞では勝ち切ることができませんでしたが、これは小回りコースが合わなかったと見るのが妥当です。

その間にステップとして出走した共同通信杯で見せたパフォーマンスは本物です。後半4ハロン46秒0以下という極めて速いタイムで勝利。

この水準で共同通信杯を勝った馬は、次走・皐月賞で100%馬券に絡むというデータもあります。

→ マスカレードボールも皐月賞で3着に健闘。

苦手な中山で横山武史騎手が「中山は合わない」とコメントしていた中での結果であり、東京に替わる今回こそが狙い目であることは間違いありません。

重賞レースの予想は、YouTubeでも詳しく解説

今回紹介した馬以外の考察や他のレースについても情報を随時アップしているので、ぜひチェックして予想の参考にしてください!

まとめ

今回は日本ダービーの「傾向」と「激推し馬」について紹介しました。

YouTubeでは、重賞レースを中心に情報を日々発信しています。映像でしか伝えられない要素もたっぷり詰め込んでいますので、ぜひそちらもチェックして、週末のレース観戦がさらにワクワクするものになりますように!

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