
この記事は次のような方におすすめ!
・過去傾向(データ)が知りたい
・血統傾向が知りたい
・注目馬を知りたい
今回は安田記念について、このレースだから買いたい馬を探していきます!
過去のデータや名馬たちからヒントをいただきながら、競馬予想を楽しみましょう!
コース概要


東京芝1600mは、スタート地点から最初のコーナーまで約500mの直線が続くため、枠順による影響が比較的小さいコースです。この長い直線により、ポジション争いが激しくならず、展開の紛れが少ないのが特徴です。
また、コース全体が左回りで、最後の直線は約525mと非常に長いことから、末脚のスピードや加速力が重要になります。特に、上がり3Fのタイムが33秒台前半になることが多く、終盤での脚力が勝敗を分けるポイントとなります。
知っておきたい過去の傾向
差し馬が圧倒的に有利


過去10年の安田記念の勝ち馬を脚質別に見ると、差し・追い込み馬が8勝と圧倒的な成績を残しています。逃げ・先行馬の勝利はわずか2勝にとどまり、東京マイルらしい差し有利の傾向がはっきりと出ています。
逃げ馬の単勝・複勝回収率は100%を超えていますが、この要因は2016年・2017年のロゴタイプによるものです。あくまで例外的な実績馬によるもの。好走した先行脚質の馬はみんな1600m以上の重賞勝利歴、さらにはマイルG1で馬券圏内に入る実力があるような馬です。
例えば、今年のヴィクトリアマイルで逃げて大波乱寸前まで粘ったアリスヴェリテのようなパターンは、安田記念では基本的に期待しづらいと言えるでしょう。
“アイドル的支持”には注意


過去10年で1番人気はわずか2勝。アーモンドアイやスワーヴリチャードといった歴史的名馬ですら安田記念では勝ちきれませんでした。どちらも中距離での圧倒的な実績やインパクトによって支持を集めましたが、マイルにおける適性が十分にあるかどうかまでは考慮されていなかった面も否めません。
強い名前、話題性、人気先行。いわば“アイドル的支持”によって人気を集める馬には要注意です。
「この馬、マイルだとちょっと怪しいかも?」という感覚。そうした直感を大切に、1頭ずつ丁寧に適性を見極めることが、的中への近道です。
血統傾向
ディープインパクト系が強い


ここ数年で、安田記念のレース傾向は大きく変化しています。
特に2021年以降、前半のペースが緩くなる傾向が続いており、結果として「中距離寄り」の馬が活躍しやすくなっています。以前は追走力が求められ、スピード持続力型が好走していましたが、今では末脚勝負に強い馬が上位に来やすい構造に。
この傾向に伴い、父ディープインパクト系の血統馬が直近5年で4勝と目立つ成績を挙げています。1800m〜2000m寄りのレースで結果を出してきたディープ系の末脚が今の安田記念にフィットしているわけですね。
激推し馬
ジュンブロッサム


この馬の強みは、「道中で脚を溜めて、直線で鋭く伸びるタイプ」だということ。東京コースとの相性も良く、近年の安田記念のレース質にぴったりフィットしています。
叔父ステファノスも東京芝で好走実績があり、血統的にも期待が持てる背景があります。ステファノスが安田記念で好走できなかったのは、当時のレースがまだ追走力を要求されるペースだったため。今のように“溜めて切れる”タイプが走れる流れであれば、好走していた可能性も十分あります。
ジュンブロッサム近走レビュー
• マイルCS(2024年):内有利なレースであえて外を回る競馬。流れも厳しく、消耗戦で力を出しきれず。
• 東京新聞杯:斤量59kg、外を回されるロス、展開不向きながらも粘った内容。
• マイラーズC:後方から外を選ぶ意識的な競馬。前にいたロングランに届かずも、内容は悪くない。
今回は、良馬場なら確実にパフォーマンスが上昇するタイミングです。マイルCS時は馬場のトラックバイアスも強く出ており、不利な内を走らされての内容で、まともな条件なら違った結果もありえたのではないでしょうか。
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まとめ
今回は安田記念の「傾向」と「激推し馬」について紹介しました。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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