
この記事は次のような方におすすめ!
・過去傾向(データ)が知りたい
・血統傾向が知りたい
・注目馬を知りたい
今回はG1宝塚記念について、このレースだから買いたい馬を探していきます!
過去のデータや名馬たちからヒントをいただきながら、競馬予想を楽しみましょう!
知っておきたい過去の傾向
若い馬が好成績


過去10年間の宝塚記念(阪神開催)の勝ち馬はすべて4歳または5歳の馬でした。さらに、ここには含んでいない京都で行われた昨年の勝ち馬ブローザホーンも5歳馬。これは偶然ではなく、「グランプリレースは若い馬が強い」という流れを強く裏付けるデータです。
この傾向は宝塚記念に限らず、年末の有馬記念にも共通しています。有馬記念の過去10年では、6歳以上の馬が36頭出走してわずか2頭しか馬券に絡んでいないというデータもあり、「年齢の壁」がグランプリには確かに存在するのです。
グランプリという特殊な舞台では、長いシーズンを通じて疲労が蓄積しやすい6歳以上の馬にとっては、コンディション維持が難しくなってきます。その一方で、4歳・5歳の馬は成長のピークに差し掛かり、心身ともに充実している時期。これが結果に直結していると考えられます。
また、宝塚記念には3歳馬の参戦がほとんどないため、斤量の恩恵といった要素がフラットになります。それでもなお、若い馬が好成績を収めているという点に注目すべきです。
血統傾向
ナスルーラ系の重要性【タフな舞台で問われる“底力”】
宝塚記念は阪神芝2200mの内回りコースで行われます。加えて、開催時期が梅雨入りの真っただ中ということもあり、毎年のように馬場状態が悪化しがちです。つまり、条件としては「ただ速いだけでは勝てない」そんな消耗戦・スタミナ勝負になりやすい舞台です。
こうしたレースで重要になってくるのが、血統的な「底力の裏付け」です。そして、それを支えているのが欧州ナスルーラ系の血統です。
過去の宝塚記念(阪神開催)を振り返ると、馬券圏内に来た馬の多くがナスルーラ系の血を色濃く持っていることがわかります。
たとえば…
• リスグラシュー(2019年勝ち馬)
⇒ 5代内にトニービン+ミルリーフ
• タイトルホルダー(2022年勝ち馬)
⇒ 5代内にトニービン+ミルリーフ
• ラブリーデイ(2015年勝ち馬)
⇒ 5代内にトニービン+ミルリーフ
「欧州ナスルーラ系を複数持っている馬」がこのレースで強いという傾向が明確にあるのです。
小回り向きの機動力
宝塚記念が行われる阪神芝2200m(内回り)は、小回りで直線短めという典型的な“機動力コース”。ここでは「末脚の爆発力」よりも、コーナーで動けるかどうか、早めの仕掛けに対応できるかといった“立ち回り力”が非常に重要になります。
そうした力を支えるのが、**血統的な「小回り適性」**です。
小回り巧者を生む血統とは?
過去のグランプリレース(宝塚記念・有馬記念など)で馬券圏内に来た馬の多くに共通していたのが、以下の2つの血統系統です。
• リファール(Lyphard)系
• ヘイロー(Halo)系
ここで言う“ヘイロー系のクロス”は、「サンデーサイレンス×サンデーサイレンス」ではなく、サンデーサイレンスと他のヘイロー系の血を組み合わせたクロス(異系統からのアプローチ)がポイントです。
実際の好走例
【リファール系クロス】
• イクイノックス(2023年1着)
• リスグラシュー(2019年1着)
【ヘイロー系クロス】
• クロノジェネシス(2020・2021年連覇)
• ヒシイグアス(2022年2着)
• モズベッロ(2020年3着)
今年の該当馬
2025年の宝塚記念における該当馬は、以下の通りです。
【リファール系クロス】
• アーバンシック
• ジューンテイク
• レガレイラ
【ヘイロー系クロス】
• ドゥレッツァ
アーバンシック、ドゥレッツァ、レガレイラはトニービンも合わせて持っています。宝塚記念にはかなりマッチする可能性が高そうですね。
激推し馬
ドゥレッツァ
ここまで宝塚記念の傾向を年齢、血統と多角的に分析してきましたが、それらの条件をすべて高いレベルで満たしている馬です。


血統:父ドゥラメンテ譲りの宝塚適性
父ドゥラメンテは現役時代、ドバイシーマクラシックから宝塚記念に出走し、タイム差なしの2着という好走歴があります。ドゥレッツァはまさにその“父と同じ道”を歩んでおり、適性の高さは血統的にも裏付けられています。
• ドゥラメンテ産駒:タイトルホルダーが宝塚記念をレコード勝利
• ドゥラメンテの近親ルーラーシップも宝塚記念2着&産駒のキセキも好走
• キングカメハメハ×トニービンの配合は2015年ラブリーデイとも共通
また、母系にはスタミナ血統カーリアン、ラインゴールドなどが配され、母モアザンセイクリッドも芝2400mのG1勝ち+3200mG1で3着。中長距離戦で輝く底力血統です。
そしてヘイローのクロスを持っており、機動力の高さも持っています。
折り合いを守って終盤を迎えられれば、勝ち負け以上も求めていい存在です。菊花賞以来のG1制覇に期待しましょう!
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まとめ
今回は宝塚記念の「傾向」と「激推し馬」について紹介しました。
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