
この記事はこんな方にオススメ!
・自分の予想が当たらなかった理由を分析したい
・次走の狙い馬を見つけたい
・競馬予想を本気で極めたい
レース回顧
今年は、新種牡馬ポエティックフレア産駒の リアライズシリウス が快勝しました。
少頭数での一戦でしたが、内容はインパクト十分。
新馬戦を逃げ切り快勝して臨んだ同馬は、今回は出遅れながらもスムーズに位置を押し上げて2番手につけると、余裕のある手応えで直線を迎えました。
逃げた最低人気フォトンゲイザーが前半3F35.7秒という流れを作り出す中、リアライズシリウスは直線残り400mで先頭に立つと、そのまま突き抜けてゴール。
2着タイセイボーグに 0.7秒差 をつける圧勝劇を演じました。
ハイレベルな後半ラップ
勝ち時計の中でも特筆すべきは、後半4F 45.6秒という数字。
これは新潟芝1600m・2歳戦の歴代トップ10に入る好記録であり、ただの勝利ではなく「世代トップクラス」を示唆する走りだったといえます。
同じく大差でこの水準を突破した馬には、のちに世界No.1レーティングを獲得した ジャスタウェイ の名もあります。リアライズシリウスも、将来的にその系譜に連なる存在になるかもしれません。
血統背景と今後の展望


父ポエティックフレアは、現役時代に 英2000ギニー と セントジェームズパレスステークス を制した欧州マイル王者。
短い現役生活ながらも、能力の高さを証明した種牡馬です。
母レッドミラベルは、牝系から2000m前後に活躍馬が出ていますから、距離延長にも対応可能。
今後は ホープフルステークス、皐月賞 といったクラシック戦線に堂々と駒を進める可能性が高いでしょう。
また、しっかり好位につけてレースを作れるタイプであり、中山芝2000mという舞台でも面白い存在となりそうです。
産駒第1号の勝ち馬が、連勝でいきなり重賞制覇。
これはポエティックフレア産駒にとっても、そしてリアライズシリウスにとっても“新時代の幕開け”を予感させる結果でした。
ポエティックフレアの血統って、ディープインパクト系の牝馬との掛け合わせをたくさん見たいくらい、魅力が溢れる血統なんですよね。
高い素質を持つこの血をどうつないでいくのか、産駒数の低迷をクリアできれば日本競馬はさらなる進化を遂げるのではないかと期待しています。
次走狙い馬(ドーベル印)
3着 フェスティバルヒル
道中は最後方での競馬、コーナーで外を狙って持ち出そうとしましたが、上手いところにハマれず。
直線は内を選択して伸びは見せるも、2着馬を捉えきれず。
スローペースに加えて外が伸びる馬場、到底勝ち馬を捉えることは物理的に無理がありました。
メンバーで唯一の上がり3F 32秒台は価値があるものです。
血統的に、牝馬クラシックはどこに出ても面白い存在ですから、順調にクラシックへ進んでくれることを期待しています。
8着 ヒルデグリム
父はゴールドシップというタフな血統ながら、母系は近親にテイエムスパーダがいる快速血統。
ロスのない立ち回りを見せましたが、相対的に内と外の馬場差で最も不利なポジションを走っていました。
平坦向きの血統馬なので、今後も向くコースに出てきたときは追いかけたい1頭です。
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