【新潟記念回顧】血統傾向の潮目が変わった!?シランケド…

この記事はこんな方にオススメ!
・自分の予想が当たらなかった理由を分析したい
・次走の狙い馬を見つけたい
・競馬予想を本気で極めたい

目次

レース回顧

G1上位クラスは伊達じゃない

今年から別定戦へと生まれ変わった新潟記念。新装開店とも言えるハイレベル戦を制したのは、前走ヴィクトリアマイル3着馬シランケドでした。春の大舞台で見せた実力は本物であり、直線の瞬発力勝負で堂々と結果を残しました。

スタートからコスモフリーゲンが鋭い出脚でハナを奪い、シンリョクカとナムラエイハブが続く形に、その後方は少し離れた位置で展開しました。

中盤に入るとペースが緩む時間が長くなり、馬群は凝縮。

直線3Fで一気にスパートがかかり、究極の瞬発力比べになると、外から鮮やかに脚を伸ばしたシランケドがゴール前で抜け出しました。

2着には序盤から手を打って早めに動いたエネルジコ、3着には粘るシンリョクカを捉えたディープモンスターが入りました。

ディープが上位独占!?

今回特筆すべきは「ディープインパクトの血」がレースを席巻した点です。

出走16頭中9頭が父または母父にディープインパクト系の血を持ち、そのうち1〜8着を独占。特に外枠の馬が掲示板を独占する形になりました。

瞬発力勝負、時計の出る馬場、外枠有利という条件が重なれば、外枠のディープ系が台頭するのは必然とも言える結果でした。

近年の新潟記念は、持続力勝負でパワーのあるキングカメハメハ系が強みを発揮する舞台でした。しかし今年はその血を持つ馬が少ない印象です。

「今年はイレギュラーだった。」そのワンフレーズで片付けてもいいかもしれないところ。

しかし、これをたまたまと見るのは思考を止めることになってしまいます。

個人的な見解は、別定戦となったことで今後は秋の始動戦として素質馬が出走するパターンが増えるはずです。

従来のサマーシリーズ仕様とは異なる顔ぶれになることが予想され、出走メンバーの血統構成や想定されるペースから“レースの質”を見極めることが、新潟記念を攻略する上で大きなカギとなりそうです。

次走狙い馬(ドーベル印)

2着 エネルジコ

血統は重厚な中長距離向き。今回のような高速決着の2000m戦、上3Fの勝負のなると分が悪いです。

ルメール騎手の好判断で、序盤から前目につけるようにして対応しました。

自分の強みを発揮する形で、向かない展開でG1上位クラスの馬と接戦に持ち込めるあたりは能力の高さがあってこそ。

斤量も3歳馬として見るなら、過去勝利したノッキングポイントやブラストワンピースより重い。

その上で時計勝負に適応できた点は大きく評価できる。

世代トップクラスの実力があると見て良い内容です。

5着 ヴェローチェエラ

本質は時計のかかるタフな展開を好む血統。

今回はもっと下の着順でもおかしくないレースでした。

タイトなローテなど、いろんな要素が厳しかったでしょうけど、重賞ウィナーとしての地力を見せられました。

自分に向く条件に替わったときには、重賞で勝ち負けを今後も期待できそうです。

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