【セントライト記念回顧】ミュージアムマイルが見せた成長と今後の行方

この記事はこんな方にオススメ!
・自分の予想が当たらなかった理由を分析したい
・次走の狙い馬を見つけたい
・競馬予想を本気で楽しみたい

目次

レース回顧

今年のセントライト記念を制したのは、リオンディーズ産駒のミュージアムマイルでした。
序盤は自分のリズムを大切に後方で脚をため、中盤からのロングスパート戦にしっかり対応。

直線では大外から豪快に差し切り、世代上位の力を証明しました。

内をロスなく回った2~3着馬に比べると、決して楽な立ち回りではありません。それでも外を回して力でねじ伏せた点に、この馬の地力と成長を感じます。

レース後、初コンビとなった戸崎騎手は「ある程度外を回っても力で押し切れると思って、思い切ってギアを入れた」とコメント。

弥生賞の時と戦法は大きく変わらないものの、内容は格段に進化していた印象です。

天皇賞秋か、菊花賞か?

この秋、ミュージアムマイル陣営からは”天皇賞秋”挑戦のプランが示唆されています。

あくまで個人の推論ですが、この背景には菊花賞をファイアンクランツに任せる狙いも透けて見える気がしていました。

サンデーレーシングのクラシック世代プランを整理すると、

・クロワデュノール → 凱旋門賞

・マジックサンズ → 富士S(マイル路線)

・ミュージアムマイル → 天皇賞秋?

・ファイアンクランツ → 菊花賞?

さらに菊花賞には春のクラシック未出走組からゲルチュタールも加わってくると想定しています。

今回の結果を受けて、クラシックをサンデーレーシングとして三冠狙うなら、ミュージアムマイルも菊花賞路線に乗せる選択肢があって良いように感じます。

血統を見れば、菊花賞でも十分通用するはず。牝系はスタミナに優れ、父リオンディーズからはテーオーロイヤルが長距離G1を制しています。

今回の勝ちっぷりを見る限り、3000mでも対応できると私は考えています。予定通り天皇賞秋に向かうのか、菊花賞に矛先を変えるのか。

サンデーレーシングの戦略の中で、ミュージアムマイルの進む道がどうなるか注目です。

次走狙い馬(ドーベル印)

6着ビーオンザカバー

スタートで出遅れた。ローテーションを考えても、道中あれほど置かれる形は本来の力ではないはずです。

レース後、横山武史騎手は「余計に落ち着いてしまい、ゲートを反応しきれなかった」とコメント。この一言に今回の敗因が凝縮されています。

それでも直線ではメンバー最速の上がりを記録。能力の裏付けは確かで、展開ひとつで巻き返し可能な手応えを示しました。

今後も、長く脚を使える中距離戦でのパフォーマンスに注目したい1頭です。

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