この記事はこんな方にオススメ！
・予想の軸を増やしたい
・まず一歩踏み出したい
・競馬予想が好きな方
「血統メモ」では、血統表を眺める中で見つけた、ちょっとした気づきや“予想に使えるヒント”をまとめています。
難しく感じがちな血統を、ライトに読める形で紹介。
予想に少しでも役立つ“血統の入り口”としてお楽しみください。
ロードカナロア×ハーツクライ
主な活躍馬
- ロードデルレイ：日経新春杯、大阪杯2着
- コスタノヴァ：フェブラリーS、根岸S
- ケイデンスコール：マイラーズC、NHKマイルC2着
- トロワゼトワル：京成杯オータムハンデ、関屋記念2着
- ヴァルディゼール：シンザン記念
活躍馬の傾向
直線勝負に強い、末脚を武器にしている馬の活躍が目立っています。
ハーツクライが母父に持つトニービンが、ロードカナロアと特に相性が良く、ロードカナロア×トニービンを持つパターンではレッドモンレーヴ（京王杯SC）やタイムトゥヘヴン（京成杯オータムハンデ）も出ています。
マイル路線で穴馬の激走が多く、ケイデンスコールが京都金杯（12人気1着）、NHKマイルC（14人気2着）、トロワゼトワルが関屋記念（8人気2着）に好走。
ロードカナロア×ハーツクライの配合馬がいたら、とりあえず買っても良いでしょう。
後継種牡馬にも注目
ロードカナロアの後継種牡馬サートゥルナーリアも、ハーツクライとの配合で成功を見せており、ファンダム（毎日杯）、フェスティバルヒル（ファンタジーS）という重賞勝ち馬も複数誕生。
サートゥルナーリアの場合、サンデーサイレンスクロスも持つ形になり、より瞬発力に磨きがかかります。
広いコースの瞬発力勝負では要チェックです。
今後の注目馬
スイープセレニティ
祖母スウィープトウショウは宝塚記念など芝距離でG1を3勝挙げています。近親にはチューリップ賞勝ち馬で、桜花賞4着の実績があるスウィープフィートも出ている活力のある血統。
ロードカナロアとハーツクライはどちらも古馬になって本格化。晩成血統ですから、完成したときにどんな活躍を見せてくれるか楽しみな1頭です。
リスグラシュー2024
母は2019年JRA年度代表馬の名牝リスグラシューです。
父はサートゥルナーリアという血統ですが、これまでリスグラシュー産駒はみんな父にサンデーサイレンス＆Sadler’s Wellsを持つ種牡馬をかけています。
本馬はそれに加えて、ロードカナロア×ハーツクライのニックスも持ち、ポテンシャルの高い配合。
父・母ともにグランプリで結果を残した中距離型という点からも、芝中距離で高いポテンシャルを期待できる配合です。
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