【桜花賞2025】データ×血統で発見!迷わず買うべき“鉄板軸馬”はあの馬

この記事は次のような方におすすめ!
・過去傾向(データ)が知りたい
・血統傾向が知りたい
・鉄板の軸馬が知りたい

今回は阪神芝1600mを舞台に行われるGⅠ・桜花賞について、過去のデータや名馬たちからヒントをいただきながら、このレースだから買いたい馬を探していきます!

目次

阪神芝1600m外 コース概要

コースの特徴
  • レイアウト: 外回りコースを使用しワンターンになっている
  • 高低差: コース全体の高低差は2.4m
  • 直線: 直線距離はAコースで473.6mと長い
  • : スゴール前に高低差1.8mの急坂がある

阪神芝1600mは、外回りコースを使用します。トラック1周の距離は2089mで、右回りの競馬場の中では日本最長です 。

直線はAコースが473.6m、Bコースが476.3mと長く、これは右回りの競馬場の中では最長であり、全競馬場の中でも3位の長さです。ゴール前には高低差1.8mの急坂があります。

スタート地点は向こう正面の真ん中やや左側に位置し、最初のコーナーまでの距離は444mです。

3~4コーナーはゆったりしており、最後の直線での追い比べとなります。残り200m付近から100mの間に急な上り坂が待ち構えており、底力を要求されます。

基本的にスローペースになることが多いです。平均から後傾ラップの瞬発力勝負になる傾向があり、速い上がりを使える馬が有利です。差しや追い込み馬も末脚を活かしやすいコースです。

知っておきたい桜花賞過去の傾向

デビュー戦から複勝率100%の馬が7連勝中

桜花賞の舞台・阪神芝1600mは、実力のある人気馬が力を発揮しやすいコースです。これまでのキャリアでしっかり結果を出してきた馬に注目したいところです。

実は、過去7年連続で桜花賞を制した馬は「デビュー戦から馬券圏内を一度も外していない馬(複勝率100%)」というデータがあります。

例えば2022年、7番人気ながら勝利を挙げたスターズオンアースも、桜花賞までの戦績は【1-3-1-0/5】と安定感抜群の成績でした。

このように、人気に関係なく「これまで安定して好走してきたかどうか」がポイントになってきます。

デビューから複勝率100%の馬
  • アルマヴェローチェ【2-1-0-0/3】
  • エリカエクスプレス【2-0-0-0/2】
  • トワイライトシティ【2-0-0-0/2】
  • ビップデイジー【2-1-1-0/4】
  • ムイ【2-0-0-0/2】
  • リンクスティップ【1-2-0-0/3】

5人気以下の馬も実績のある馬に注目

桜花賞では上位人気馬の信頼度が高い一方で、人気薄の馬にもチャンスはあります

過去5年の桜花賞で5番人気以下の馬は7頭馬券になっています。そのうち5頭は、4着以下に負けたことがあるが「大きく負けていない内容(0秒5差以内)」という共通点を持っていました。

単に着順を見るだけでなく、勝ち馬との着差に注目することが重要なんです。

実例:スマイルカナの“激走”が示す狙い方(2020年桜花賞)

2020年の桜花賞では、9番人気のスマイルカナが3着に激走しました。

スマイルカナのそれまでのキャリアは一見すると、赤松賞7着・チューリップ賞7着というようにメンバーレベルが上がると足りないように見えますが、いずれも勝ち馬との差は0秒5以内。

着順だけで見て切ってしまうのはもったいない内容でした。

一方で、桜花賞では4番人気に支持されたリアアメリアという馬がいます。デビュー戦を馬なりで8馬身差圧勝という派手なパフォーマンスが話題になったのを、みなさんも覚えているのではないでしょうか。

しかし、リアアメリアは阪神JFで1番人気に推されるも、結果は勝ち馬に1秒5差をつけられる大敗に終わりました。その後、桜花賞でも人気を大きく裏切る10着に負けてしまいました。

人気や見た目のインパクトに惑わされず、着順の“中身”をチェックすることが高配当の近道です。

4着以下でも着差が0秒5差以内だった馬
  • エンブロイダリー
  • ナムラクララ
  • ボンヌソワレ
  • マピュース

血統傾向

血統傾向として2つのポイントを挙げます。

好走馬の血統ポイント
  1. 父がリーディング上位種牡馬
  2. サドラーズウェルズ系

父がリーディング上位種牡馬

クラシック競争では基本的にリーディング上位種牡馬が強いです。ここでは、過去馬券に絡んだ人気薄の馬から傾向を探っていきたいと思います。

過去5年、5番人気以下で馬券になった馬の父を見ると、リーディング上位種牡馬の血を引く馬が半数以上です。それぞれの父の、前年2歳リーディング順位を見ると、5位以内の成績を挙げている馬が多いのがわかります。

昨年の2歳種牡馬リーディング上位5頭は以下の通りです。

2024年2歳種牡馬リーディング上位5頭
  • キズナ(26勝)
  • モーリス(25勝)
  • エピファネイア(24勝)
  • サートゥルナーリア(24勝)
  • アドマイヤマーズ(17勝)

新種牡馬のサートゥルナーリアとアドマイヤマーズがランクインし、それぞれ重賞ウィナーを出しています。今後も良い馬が出てくることを予感させる素晴らしい成績を挙げていますね。

父が2024年の2歳戦リーディング上位種牡馬
  • エストゥペンダ(父サートゥルナーリア)
  • エリカエクスプレス(父エピファネイア)
  • エンブロイダリー(父アドマイヤマーズ)
  • ショウナンザナドゥ(父キズナ)
  • トワイライトシティ(父エピファネイア)
  • ナムラクララ(父アドマイヤマーズ)
  • ブラウンラチェット(父キズナ)
  • ミストレス(父キズナ)
  • ルージュラナキラ(父アドマイヤマーズ)

サドラーズウェルズ系

桜花賞の舞台・阪神芝1600mは、ただ速いだけでは乗り越えられないコースです。最後に待ち受ける急坂が、若い3歳牝馬たちにとって大きな試練となります。

そこで注目したいのが、サドラーズウェルズの血です。

過去2年の桜花賞で馬券に絡んだ6頭のうち、なんと5頭が5代内にサドラーズウェルズの血を持っていました。

この血統が持つタフさや持久力は、阪神のラストで粘る力を後押ししてくれます。一見、マイル戦には合わないように思える血統ですが、スピード能力を支える底力が桜花賞では強みになるんです。

5代内にサドラーズウェルズ系の血を持つ馬
  • エストゥペンダ
  • エリカエクスプレス
  • エンブロイダリー
  • トワイライトシティ
  • ナムラクララ
  • リンクスティップ
  • ルージュラナキラ
  • ロヴィーサ

ここまでの傾向を踏まえて、この記事では激推し馬を1頭紹介します。

激推し馬1頭

エンブロイダリー

これまで紹介した過去の傾向にピッタリな1頭です。

これまで5戦して【3.1.0.1】という成績で、サフラン賞は5着に負けたものの、勝ち馬との着差は0秒1でした。前走クイーンCで重賞初挑戦、初制覇を挙げており実績は申し分ありません。

血統は父アドマイヤマーズが昨年の2歳種牡馬リーディングで5位の成績をおさめています。アドマイヤマーズの母系にはサドラーズウェルズ系のシングスピールが入っており、血統のポイントも全て抑えています。

そんなエンブロイダリーの血統構成は、桜花賞の適性がたくさん裏付けられています。

桜花賞の成功パターンと言っても過言ではない血統構成

父アドマイヤマーズは現役時代、朝日杯フューチュリティステークス・NHKマイルC・香港マイルと、マイルGⅠを3勝。トップマイラーとして時代を駆け抜けた名馬です。

そんなアドマイヤマーズは、母系にあるMachiavellianの存在が光ります。母ヴィアメディチはヘイローの強い影響を受け、スピードと切れ味を兼ね備えた血統。この特長はアドマイヤマーズを通じてエンブロイダリーへ受け継がれています。

2歳種牡馬リーディングで上位の活躍を挙げていることからもわかるように、仕上がりの早さも特徴です。アドマイヤマーズ自身も2歳王者に輝いた馬ですから、今後の世代戦も注目です。

母父にはクロフネを持ち、マイル以下のスピード勝負に強い血統構成。3歳マイル戦において、このスピードは大きな武器です。

さらに注目なのが、3代母に名牝ビワハイジを持つ牝系。ビワハイジは阪神3歳牝馬Sでエアグルーヴを破ってGⅠ制覇を成し遂げた実力馬で、その産駒にはあのブエナビスタをはじめ、数多くの活躍馬が名を連ねています。

この牝系は特に主流コースに強い血統で、阪神芝1600mでは10勝以上の実績。桜花賞の舞台で好相性を誇ります。

ビワハイジの父は、ニジンスキー系のCaerleon。ニジンスキーの血は、アドマイヤマーズの父ダイワメジャーと好相性です。

母系にニジンスキーを持つダイワメジャー産駒からは、レシステンシアレーヌミノルといった阪神芝1600mのGⅠ馬が誕生しています。これだけでも、この配合が桜花賞における成功パターンであることがわかります。

エンブロイダリーは、配合評価の高さに加えて、今回の桜花賞における舞台適性もメンバートップクラス。血統背景から今回はまさに「鉄板馬」と言って差し支えありません。

その他注目馬

その他、注目馬については、YouTubeで公開していきます。合わせてご視聴いただき、予想の参考にしてください。

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まとめ

今回は桜花賞の「傾向」と「鉄板馬」について紹介しました。

YouTubeでも、その他注目馬について情報を日々発信していきます。映像でしか伝えられない要素もたっぷり詰め込んでいますので、ぜひそちらもチェックして、週末のレース観戦がさらにワクワクするものになりますように!

そして、当レースの推奨馬は「馬券のミカタ」で無料公開しますので、お見逃しなく!

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今週末も競馬予想を楽しんでいきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました!

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