【皐月賞2025】データが導く“絶対買い”の1頭はこの馬!過去傾向×血統から鉄板馬を炙り出す

今回は中山芝2000mを舞台に行われるGⅠ・皐月賞について、過去のデータや名馬たちからヒントをいただきながら、このレースだから買いたい馬を探していきます!

この記事は次のような方におすすめ!
・過去傾向(データ)が知りたい
・血統傾向が知りたい
・軸に最適な鉄板馬を知りたい

目次

中山芝2000m コース概要

コースの特徴
  • レイアウト: 内回りコースを使用、コースを1周する
  • 高低差: コース全体の高低差は5.3m
  • 直線: 直線距離は310mと短い
  • 坂(ゴール前): 残り180mから70m地点にかけて2.2mの急坂があり

中山芝2000mは、内回りコースを使う小回り+アップダウンの激しい舞台です。コース全体の高低差は5.3mで、JRA全10場の中でも最大級。

ゴール前には“中山名物”の急坂(2.2m)が待ち構え、ラストの伸びに大きく影響します。その上、直線距離はわずか310mと中央4場で最短。瞬発力だけでは勝ち切れないのが特徴です。

この条件下では機動力があって早めに動くことができ、最後の坂をバテずに踏ん張れるパワーを持つ馬を狙っていきたいです。

“長く脚を使えるタイプ”や“パワー型”の馬が強い舞台と言えるでしょう。

知っておきたい”皐月賞”過去の傾向

“無敗+キャリア3戦以内”の実績馬

皐月賞の過去5年を振り返ると、勝ち馬のうち4頭が無敗でこのレースを制しているという注目すべきデータがあります。これは先週の桜花賞と同様に、素質の高さを素直に評価すべきレースとも言えるでしょう。

特に注目すべきは、以下3つの条件を満たす馬です。

3つの条件
  • キャリア3戦以内
  • すでに重賞勝利の実績がある
  • 当日3番人気以内の支持を集めた馬

この3条件を満たした馬は過去5年で8頭、そのうち6頭が連対以上(4頭が優勝)という好成績を残しています。さらに、惜しくも馬券圏外に敗れた馬たちを振り返ると…

3つの条件を満たすが馬券外
  • ベラジオオペラ(レコードを叩き出し大阪杯を連覇)
  • ダノンベルーガ(ドバイターフ2年連続好走)

その後のGⅠ戦線で活躍した馬ばかり。つまり、たとえ馬券に絡まなかったとしても、素質の高さは折り紙付きということです。

今年の該当馬は「エリキング」と「クロワデュノール」

どちらも無敗で、キャリア3戦以内かつ重賞勝ちの実績あり。さらに当日人気を集めそうな気配もあります。

データ通りなら、この2頭のうち少なくとも1頭は馬券内に絡んでくる可能性が高いと見て良さそうです。

ただし、もう一方は馬券外に沈む可能性もある…というのが競馬の難しさ。

とはいえ、この2頭は「今回はダメでも、今後のG1で輝く可能性が約束された存在」ですので、エリキングとクロワデュノールは今後も追いかけたい馬だということは、声を大にしてお伝えしておきます!

血統傾向

血統傾向として2つのポイントを挙げます。

好走馬の血統ポイント
  1. 父か母父ノーザンダンサー系
  2. 父か母父が米国血統orスプリントG1馬

父か母父ノーザンダンサー系

血統傾向に注目すると、ここ3年で明確な変化が見られます。

過去10回のうち、実に7回は「父・母父ともにノーザンダンサー系ではない」馬が勝利していたんです。

この時期に好走していたのは、「サンデーサイレンス系 (黄緑)× ミスタープロスペクター系(オレンジ)もしくはロベルト系(深緑)」の組み合わせでした。

しかし、直近3年に限ると、流れが少し変わってきました。3年連続で「父か母父にノーザンダンサー系(水色)の血を持つ馬」が勝利しているんです。

近年はノーザンダンサー系の影響力が少しずつ強まってきている印象。この変化をどう見るかは、今年の予想でもポイントになるかもしれません。

かつては“ノーザンダンサー色が薄い方が良い”という傾向が主流でしたが、今やその流れが変化していると言ってもよさそうです。

中でも、昨年の勝ち馬ジャスティンミラノや2022年勝ち馬ジオグリフなど、外を回って競馬をした馬が伸びてくるパターンが多いです。

こうした背景を踏まえると、今年も「外枠から伸びてくるノーザンダンサー系血統の馬」には、しっかり注目しておきたいですね。

父か母父が米国血統orスプリントG1馬

先ほどご紹介した通り、近3年でノーザンダンサー系の血を持つ馬が活躍傾向にあることがわかりました。その流れをさらに深堀りすることで見えてくるパターンがあります。

近3年の皐月賞で馬券になった9頭のうち、7頭が「父か母父に米国血統、もしくはスプリントG1馬の血」を持つ配合だったんです。

例外はソールオリエンスとタスティエーラの2頭ですが、その2頭も母系を遡るとソールオリエンスはデインヒル、タスティエーラはフレンチデピュティを持っています。

「中距離適性の核」に、「スピード」をミックスした配合が強いという傾向が表れています。

血統傾向をまとめると「父か母父ノーザンダンサー系」で「中距離×スピード血統の組み合わせ」という配合馬に注目したい。

ここまでの傾向を踏まえて、激推し馬を1頭紹介します。

鉄板馬

クロワデュノール

これまで紹介してきた皐月賞の過去傾向に、完璧に当てはまる存在です。

  • ここまでキャリア3戦無敗
  • 2歳王者(ホープフルS勝ち)という実績
  • 父キタサンブラック(中距離型)× 母父ノーザンダンサー系(ケープクロス)
  • 母父Cape Crossは現役時代、芝8FのGⅠ「ロッキンジS」勝ち馬=スピードの血

“過去の好走パターン”をフルコンプリートしていると言っていい内容。能力的にも、2歳王者として既に一枚上の存在感。

実績・血統・キャリア・勢い…どれを取っても非の打ち所がなく、過去傾向から文句なしの評価がついてしまう馬なんです。

血統は重厚ながらもスピード要素が詰まった母系

母ライジングクロスは、英オークスで2着に入った実績馬。中長距離での実績がありながら、その血統構成を紐解くと以下のような“スピード源”が見えてきます。

母父ケープクロス…芝8Fの名マイルG1「ロッキンジS」勝ち馬

母母父ノミネーション…芝6Fの「リッチモンドS」勝ち馬

ライジングクロス自身はスタミナ豊富な中長距離で活躍した競走馬でしたが、持っている血はマイル〜短距離寄りのスピードをしっかり受け継いでいるわけです。

とはいえスプリント型のスピード馬ではなく、牝系からはBlakeney・Morstonといった英ダービー馬が複数出ており活力のある名門ファミリーです。母系はヨーロッパのクラシックで結果を残してきた背景があり、2000m以上で真価を発揮する血統構成です。

「Busted5×5」のスタミナ補強クロス

さらにクロワデュノールは、スタミナを強化するBusted5×5のクロスを持ちます。

Bustedクロスを持つ活躍馬
  • ソングライン(安田記念/ヴィクトリアマイル)
  • ディープブリランテ(ダービー/皐月賞3着)
  • ステラヴェローチェ(ダービー3着/皐月賞3着)
  • リカンカブール(中山金杯/オールカマー3着)

皐月賞好走馬が複数出ており、持久力勝負でしぶとく伸びるタフな脚は、この血の恩恵が大きいです。

「イクイノックス」とも遠くない血の流れ

母父ケープクロスはサーアイヴァーを内包

• 5代母Windmill Girlの父・Hornbeamは、トニービンの母父でもある血

これらは、イクイノックスの母系にも含まれている血脈であり、大舞台向きの重厚さと底力を感じさせます。

クロワデュノールはデビューが早く、現時点の完成度はイクイノックス以上。しっかり先行できる点も素晴らしく、血統の強みを存分に発揮しています。

中山2000mという舞台での、持続力と機動力のバランスが取れた血統でコース適性は申し分なし。

皐月賞の傾向・血統の裏付けが十分にあり、これまでのレースぶりを見ても、不安材料らしい不安材料が見当たらないのが正直なところ。

まさに「鉄板」と呼ぶにふさわしい存在です。ここは危なげなく、皐月賞のタイトルを掴みに行ってほしいところ。

王道を歩むクロワデュノールの1冠目、ぜひ目撃しましょう!

その他注目馬

その他、注目馬については、YouTubeで公開します。合わせてご視聴いただき、予想の参考にしてください。

まとめ

今回は皐月賞の「傾向」と「鉄板馬」について紹介しました。

YouTubeでも、その他注目馬について情報を日々発信していきます。映像でしか伝えられない要素もたっぷり詰め込んでいますので、ぜひそちらもチェックして、週末のレース観戦がさらにワクワクするものになりますように!

当レースの推奨馬は「馬券のミカタ」で無料公開しますので、お見逃しなく!

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今週末も競馬予想を楽しんでいきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました!

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